【簡単DIY】 畑や焚火などで雨水を利用する為に簡単な雨水集水器を自作する

2022年6月17日
山開拓と森のこびと

雨水の利用を考える

現在、山の中で水を利用する為には、自宅から持ってくるか、近所の井戸水を使わせてもらうか、少し離れた湧き水を汲みに行くような手段を使うしかありません。

どの方法でも下から上に運ぶという作業が発生してしまうのが辛い問題です…。ちょっとした水を運ぶだけなら簡単ですが、10リットル、20リットルにもなると大変なんですよね。

そこで、雨水を利用する方法を考えてみる事にしました。

一般的な雨水の利用

雨水を利用するという家庭も少なくはないそうですが、実際にはどのようなシーンで雨水を使用しているのかを調べてみました。

庭や畑などの水やり

雨水を利用して庭や畑などの水やり

一番多いのは、庭に生えている木や花などへの水やりです。広い庭をお持ちの方にとっては毎日の水やりは費用もかかってしまうので、雨水タンクの水を利用していることも多いそうです。また、畑などにも多く利用されています。私が山で水を利用したい理由の一つもこれになります。

雨がしばらく降らない時は、山に行く度に畑の水やりをしなければならないのですが、毎回水を運ぶのはなかなか大変なので…。

掃除・洗濯・洗車

特に洗車や洗濯は大量に水を使うので、雨水が利用できるといいですよね。
雨水が汚い・・・と思っている方も多いかもしれませんが、雨水は本降りから1時間ほどすれば、そのまま飲んでも大丈夫と言われているぐらい綺麗だそうです。

飲用

雨水は降り始めの水は大気の汚れがついているので、飲用として使用するのは良くないとされています。ただ、雨水を飲用として使用している国もあるぐらいなので、すごく悪い・・・という事も無いと私は思っています。
雨水を貯めているのと、ごみや虫が入ってしまったりすることもあるので、そのまま飲むのはやっぱり抵抗があります。もし、飲用として使用するなら、携帯浄水器などでろ過して、煮沸まですればいけそうな大丈夫なのかな…と思っています。

雨水を携帯浄水器(ソーヤーミニ)でろ過して飲んでみた

ソーヤーミニで雨水を飲む

雨水を携帯浄水器(ソーヤーミニ)でろ過して飲んでみました。臭いもなく、変な味も全然しなかったので、「全然大丈夫だ!」って思っていたのですが、実はタンクに入っていた水の半分ぐらいは水道水だったんですよね…。

雨水100%はやっぱりすこし茶色っぽくなっていました。いつか機会があったらろ過して煮沸して飲んでみようと思っています。

雨水の集水方法

雨水の集水方法を色々と考えてみました。一般的なのは雨樋から水を集めたものをタンクに流す方法だと思います。
ただ、私の山の中は落葉広葉樹が沢山生えているので、かなりの頻度で詰まってしまう事が予想できます。なので、ブルーシートを広げて水を集める方法をとる事にしました。

ちょうどよいタイミングで自転車カバーの交換時期だったので、ブルーシートの代わりに捨てるはずだった自転車のカバーを使用して作ってみました。

できるだけお金がかからないように雨水を貯める

雨水集水の為に使った費用はたったの500円程度。
捨てる予定だった自転車カバーと以前から持っていたキャンプ用のコードとペグを使って設置したので、購入したものはポリタンクだけです。
トライアル的なものだったのでできるだけ費用をかけたくなかったんです。

思ったより貯水する事ができた

雨水を集水して貯水

色々試行錯誤した結果、数日の雨で10リットル程度の水を貯めることができました。
ホースの部分にゴミ?が詰まってしまうという問題はありますが、ポリタンク2つ分ぐらいの水があれば十分なので、とりあえずは今の形でやっていこうと思います。

今は梅雨時期なのでどんどん水は貯まりますが、雨の少ない季節だとなかなか貯められないと思うので、水をどの程度貯めておくのか?どの程度の期間で使用するのか?については、今後の課題になりそうです。

雨水集水について試行錯誤している動画は以下になります。

【山開拓 97】 お金をかけずに雨水を集水して貯める。雨水を焚火の消化や畑に利用する。

こつこつと手作業で山を開拓しています。

大きな重機やチェーンソーを使わず、こつこつと手作業で山の開拓をしています。
その開拓記録をYouTubeに投稿しているのでよろしければ是非ご覧ください。

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