【山林開拓-17】 自然にできる土留と人が作る土留について

2020年12月11日
山開拓と森のこびと

山の傾斜の表土がさらわれないように

この山を開拓しはじめてから表土が流れない工夫について色々と考えてきました。
そこでたどり着いたのが丸太を使った土留です。
現時点で自分のやれることとしては、これが一番強い土留なんじゃないかと思っています。

丸太土留工は個人でやるには時間がかかりすぎる

丸太土留工

丸太を使って土留すればかなり強い効果が期待できると思っているのですが、どうしても時間がかかってしまいます。
それに加え、現在は生木を切らないで進めているので、ちょうどよいサイズの枯れ木を探すのが大変なんです。

そこで、もっと簡易的に土留ができないか?と考えました。

もっと簡易的に、自然の素材を使った土留を作りたい

自然の材料で土留

山の中を歩いていると、ところどころに土が盛り上がっているところがあります。倒木や石、雑草、生木、落ち葉などによって自然に土留されているんです。
こんなに小さなものであってもしっかりと土留の役割をしているんだと感じました。一つ一つ丸太で土留を作るのではなく、もっと簡易的に土留を作る実験をしてみる事にしました。

細い枯れ木、石、ツル(植物)などを使用する

簡易的な土留

細い枯れ木や石、ツルはこの山に沢山あります。
それらを使用して簡易的な土留を作ります。
もちろん、丸太をしようした土留に比べると弱い感じはしますが、より自然に近い形で土留ができるのではないかと思っています。
大雨に降られたら崩れてしまうかもしれませんが、その辺りは経過を見ながら観察していこうと思います。

最終的には自然な平坦を目指す

私の山は基本的に傾斜していますが、その中に平坦な場所をいくつも作る事を目指しています。
平坦な場所があれば、色々とやれる幅が広がって作業もしやすくなり、子供達の安全にもつながると考えているからです。

今回の土留に使用した枯れ木はやがて腐ってしまうともいますが、時間の経過と共に草木が根を張り、自然に近い形の平坦になればいいなと思っています。時間をかけてこの山を綺麗にして、子供達が安全に山の中を歩き回れるようにしていきたいです。

それではまた。

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大きな重機やチェーンソーを使わず、こつこつと手作業で山の開拓をしています。
その開拓記録をYouTubeに投稿しているのでよろしければ是非ご覧ください。

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動画はこちら

【山林開拓 #17】 自然の材料だけを使って表土を守る / 土留実験

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