冬の無人島キャンプ シミュレーション

2020年1月7日
山開拓と森のこびと

一度は無人島でキャンプをしてみたいなぁ…って考えています。
通常のキャンプ場などは最悪何かあっても逃げ込める場所があるので安心ですが、無人島では誰も助けてくれません。
そう考えると、色々不安な面も出てくるんですよね。

夏はこまめに水分補給さえしていれば死ぬ可能性は低いですが、冬は寒さで死にますから…(汗)今回は無人島で冬キャンプをする場合、どのような装備が必要かを自分なりに考えてみました。

簡単な説明も加えているのでよろしければ是非。

無人島・冬キャンプの前提

  • ・無人島へは船で行くので積載量は考えない。
  • ・現地調達(薪や食料や枯れ木等)はほとんどできないものと考える
  • ・気温は雪が降らない程度
  • ・無人島へは2~3人で行く(テントは1張り)
  • ・防寒着はきちんと着る
  • ・危険な場所には近づかない(クマ、イノシシ、蜂などには注意する)

寒さで死なない事が大前提!絶対に必要なシュラフはハイスペックなものを準備する。

冬のキャンプにモンベル#0

冬キャンプで一番怖いのは『寒さ』です。そこで重要になってくるのがシュラフ(寝袋)。
シュラフは値段も高いのですが、できるだけハイスペックなものを持っていく必要があると思います。
オーバースペック気味でちょうどいいかなと思っています。

よく、ショッピングサイトで『-15度でも大丈夫!』などの記載のある安いシュラフが売られていますが、あれはあんまり信じない方がいいんです。なぜなら、シュラフ以外の衣類も含めて…という可能性もあるからです。

ヒートテックを着て、厚手のトレーナーを着て、ハイスペックなダウンベスト、ハイスペックなダウンアウターを着て、寝袋に入るみたいな…。そこまですれば-15度でも耐えられるのかもしれませんが、実際にシュラフに入ってみるとペラペラだったりするので注意が必要です。

値段は高いのですが、モンベルやナンガのような安心できるシュラフを持って行きたいところです。私は一番お金をかけるべきなのがシュラフだと思っています。

ダウンシュラフ

軽くて持ち運びが便利ですが、とにかく値段が高いのでお財布と相談という事になりそうです。
また、冬キャンプの大敵である結露の問題。ダウンシュラフは水に弱いのでシュラフカバーなども合わせて使う必要が出てきます。私は予算の関係でダウンシュラフを持っていません…。でも欲しい…。

化繊シュラフ

重くて大きくて持ち運びに不便ですが、ダウンと比べると安価で買えるのがうれしいです。私はモンベルの#0(バロウバッグ)を持っているのですが、ビックリするぐらい大きいです…。重量も2kgあります。でも、やっぱりモンベルのシュラフは寝心地が抜群にいいです。ダウンシュラフに比べると水に強いのも特徴ですね。

シュラフ以外に最低限必要なもの

冬キャンプ(無人島)で最低限必要だと思うものをまとめてみました。

テント

アメニティドームM

あくまで個人的な意見ですが、設営が簡単でかつ風に強くて丈夫なのは『ドーム型』だと思っています。まぁ…嵐の中や普通では考えられない過酷な状況でのキャンプをやらない限りは一般的に売られているメーカーのテントで問題ないと思います。※ネットショップで売られているあまりにも安価なテントは別。

有名ブランドで考えると、『ケシュア』『DOD』『ロゴス』『コールマン』等は比較的初心者に優しいテントが多いのではないかと思います。

私はスノーピークのアメドMを持っているのですが、そこまで値段も高くなく、とてもしっかりした作りだと思います。設営も簡単ですし、最初のテントとしてはすごく良いテントだと思います。

▼ 参考記事はこちら

雨に強い!風に強い!一人でも設営がしやすいテント!スノーピークのアメニティドームM

前室

前室があるタイプだと突然、雨が降った時に前室で料理をしたりできるのが便利です。雨に濡れたものをインナーテントに入れるとビチョビチョになってしまいますが、前室に置いておくことができるのもいいですよね。

耐水圧

耐水圧があまりにも低いと最悪雨漏りなんて事もありえると思うので、2000mm~3000mmぐらいのものを選べば間違いないと思います。ちなみに傘の耐水圧は250mm程度らしいです。

シングルウォールかダブルウォールか

シングルウォールは軽くていいのですが、結露しやすいという大きなデメリットがあります。冬キャンプは結露しやすいのでダブルウォールのものがいいと思います。

グランドシート(テントの下に敷くシート)

大体のテントに付属していると思うのですが、付属していない場合は購入しておいた方がいいと思います。

ガイロープ(パラコード)

パラコード

風が弱ければガイロープなしという選択もアリだと思いますが、風が強い日はガイロープでテントと地面としっかり固定した方がよいと思います。まぁ…ガイロープもテントに付属されているので、そのまま持って行けばいいと思います。

▼ 参考動画はこちら

テントやタープの「設営・撤収」を時短したい ┃ 自在金具とカラビナとガイロープ(パラコード)

ペグ・ペグハンマー

スノーピークのペグハンマー

ペグについてはテントやタープを張る場所(地面)にもよるので事前にペグを選ぶのは難しいんですよね…。ペグの素材も、プラスチック、アルミ、鉄、ステンレス、チタンなど色々ありますが、鍛造ペグがやっぱり最強だと思います。鍛造ペグは重すぎるので持ち運びは大変ですが…。

形についても、丸ペグ、V字ペグ、U字ペグ、ピンペグなど、色々なものがありますが、基本は普通の丸ペグでいいと思います。

ハンマーについては普通の金槌でもいいんですが、ペグハンマーの方が打ち付ける部分が丈夫にできていたり、ハンマーの後ろの部分にペグを抜く機能がついているので設営・撤収がしやすいと思います。

芝生

芝生の場合はアルミペグで十分。軽くて安価なアルミペグはいくつか持っていて損はないと思います。保険として少し長めのペグを数本持っていれば安心です。

柔らかすぎる土

地面の土が柔らかすぎるとペグがすぐに抜けてしまうのでできるだけ長いペグを使用するようにしています。鍛造ペグの30cmぐらいあれば大抵の場合は対応できますが、それでもすっぽ抜けてしまう場合は場所を移動した方がよいかなと思います。

砂利

砂利の場合は迷わず鍛造ペグを使っています。短いペグだと刺さらない場合も多いので30cmの鍛造ペグを使っています。まったく刺さらない場合は、大きめの岩にガイロープをくくって設営する事もあります。

砂浜

砂浜でキャンプをした事がないのですが、少し穴を掘って、ビニール袋に砂を積めて、そこからガイロープで引っ張ります。

マット

スリーピングマット

冬キャンプは地熱によって寒くなる事もよくあります。できるだけ地熱を遮断できるようなマットを敷くと良いと思います。私の場合は『スリーピングパッド』→『エアマット』→『シュラフ』って感じにしています。

コットなどをしようすればもっと快適に過ごせると思うのですが、高価だし大きいし重いので、私は今後も使用しないと思います。

レインウェア

設営後であればテントの中に入ってしまえばいいのですが、設営前に降られてしまった時、撤収中に降られてしまった時にはレインウェアが必要になります。普段はあまり使わない事が多いのですが、これも備えておいた方がいいかなと思います。

ファーストエイドキット(救急セット)

救急セット

キャンプに怪我はつきものなので、救急セットはどんなキャンプをする時にも必ず持って行っています。
幸い今まで大きな怪我をした事はないですが、ナイフや手斧なども扱うので、いつかは怪我をしてしまう時が来るのではないかと…。

救急セットの中には、包帯、絆創膏、ポイズンリムーバー、頭痛薬、胃腸薬、などが入っています。

ソーヤミニ

夏ほどは必要ないのですが、無人島でキャンプをするとなると水の確保も重要になってきそうです。冬は寒いので重ね着をしていると思いますが、それによって意外と汗をかいてしまうんですよね。乾燥していればこまめな水分補給も必要になってきますし。

キャンプしていると冬でも以外と水を沢山飲みます。水源があって水が確保できる場合はソーヤミニなどの携帯浄水器(ろ過器)を持っていくと便利ですね。山の水は直接飲むとお腹を下す可能性が高いので…。

もし、まったく水が手に入らない状況であれば少し多めに持って行くとよいと思います。※夏の場合は1日1人2リットル以上は必要かなと思っています。

食料

食料は必要な分だけ持っていけばいいですね。

カトラリー類・コップなど

これは正直なんでもいいですよね。
素材はアルミやステンレスやプラスチックやチタンなど色々な種類がありますが、100円ショップで売られているようなものでも十分だと思います。私はチタンが好きなのでチタンのお箸を使っているのですが、お箸なのに1000円ぐらいします…。失くしたらショックですよね。

クッカー類

スノーピークのチタンクッカー

どんな料理をするかによって変わってきますが、基本的にはクッカーセットのようなものがあれば大丈夫です。素材も、アルミやステンレスやチタンなど色々ありますが、一長一短といった感じです。

予算や自分の料理する内容などを考慮して揃えていくのがいいと思います。

アルミ

アルミは軽くて安くて熱伝導率が高いから料理がしやすいのですが、金属としては柔らかいので凹んだりゆがんだりしやすいです。

ステンレス

ステンレズは錆びにくくて丈夫なのはいいんですが、重いし、熱伝導率が低く、キャンプでの調理にはあまり向かないんじゃないかと思っています。

鉄・スキレット

スキレット

鉄は重くて高価で手間がかかるイメージです。ただ、正しくメンテナンスをすれば一生モノになるので愛着が沸くんですよね。私もいくつか保有していますが、ファミキャンの時に使用する程度で、正直重くて持って行きたくないモノです…。

キャンプ用品店で売っているスキレットはちょっと値段が高いものが多い気がするので、100円ショップのものやニトリ等でいくつか購入しました。

スキレットで料理をするとテンションが上がるんですが、とにかく重いのが難点…。※しつこくてすいません。

チタン

チタンは強くて軽くて錆びなくて、私が一番好きな素材です。
ただ、値段がとにかく高い…。そして、熱伝導率が低いので調理方法によってはすぐに焦げ付きます。
あまりオススメはしないですが、とにかく軽いものを求めている人はチタンも選択肢の一つかなと思います。

ビニール袋・タオル

ビニール袋は意外と使い道が多いんです。ゴミをまとめたり、食材を入れたり、汚れたクッカー類をまとめたり…。私もビニール袋はちょっと多めに備えています。冬キャンプは普通でも寒いのに濡れてしまったら最悪です。なので、タオルも少し多めに用意しておきたいですね。

トイレットペーパー

無人島にはトイレが無いので、トイレットペーパーは必要になってくると思います。
トイレが無くてどうしようも無い時は10~20cmほど穴を掘って排泄物を埋めるようです。10~20cmほど掘るとバクテリアが活発に活動して分解してくれるそうです。※実際にやったことないです。間違ってたらすいません…。

ランタン

LEDランタン

ガソリンランタン、オイルランタン、ガスランタン、キャンドルランタン、LEDランタンなどがありますが、安全面で考えると圧倒的にLEDランタンだと思います。防水機能のついたLEDランタンがあると安心ですね。

私はできるだけ軽装備をしたいと考えているので、『メインのLEDランタン』『ヘッドライト』『ペンライト』の3つを基本にして、雰囲気を味わう為にキャンドルランタンを1つだけ持って行くことが多いです。オイルランタンも持って行くこともたまにありますが、オイルランタンやキャンドルランタンは明るくないですからね…。雰囲気重視の飾りって感じです。

大きなランタンは重いので普段はあまり持っていかないのですが、無人島って事を考えるとメインランタンは少し大きめのモノを持って行くかもしれません。

ナイフ類 ※手斧やノコギリは持って行かない

モーラのナイフ

ナイフはどんな時にでも役に立ちます。料理をする時、ロープを切る時、バトニング(薪を割る)時、などなど、キャンプに行く際は必ずナイフを持って行きます。

私はモーラのヘビーデューティーを持っているのですが、2,000円程で購入できるナイフなのにとても丈夫で重宝しています。

手斧を使ってやると作業効率がグンと上がりるし、薪割りはすごく楽しいです。ただ、斧で怪我をすると大きなダメージを受けてしまうので、無人島のキャンプでは使わない方がいいですね…。持って行けば絶対使ってしまいそうなので、無人島へは持って行きません。

現地で薪を調達したり、工作する事ができるのであればノコギリもあったほうがいいのですが、今回は前提として現地調達はしないので外しておきました。

暖房関係

ストーブ

キャンプでガソリンストーブや灯油ストーブ、薪ストーブを使用する方も多いのですが、私は基本的に使用しません。一酸化炭素中毒も怖いですし、テントやタープが燃えるのも怖いですしね…(汗)万が一山火事にでもなったら最悪です。もしストーブを使用する場合は換気に注意しながら警報器などの準備も必要だと思います。寝る時は必ず消す事も忘れてはいけませんよね。

ホッカイロ、湯たんぽ

ホッカイロ

私はホッカイロを使用しています。まぁ…安全ですし、シュラフの中に入れておけばかなり暖かいですし。湯たんぽも暖かいのですが、お湯を沸かすのが面倒なので面倒臭い人には不向きかも。

電気毛布など

安全面で言えば、電気毛布やカーペットやヒートベストなんかも良いかもしれません。

持って行くと楽しめるもの・快適なもの

ここからは『絶対必要』というわけではなく、キャンプをより快適に過ごす為の物や、楽しめる物をまとめています。

薪、焚き付け

冬キャンプと言えば焚火!やっぱり焚火をしたくなりますよね。

冬キャンプは暖を取る意味でも大量に薪が必要なので、現地調達できない場合はできるだけ多くの薪を持って行きたいです。小さい薪よりも大きい薪の方が長く燃えてくれるので大きい薪を持っていきたいですね。

火を着ける手段としては、通常のライター、ターボライター、ガスバーナー、ファイヤースターター、など色々ありますが、その辺りは好みって事で。太い薪にいきなり火をつける事はできないので、小さい薪などから徐々に火を大きくして最終的に太くて大きな薪に火をつけるイメージでしょうか。『火を育てていく』という表現をする方もいますが、まさにそんな感じですよね。焚火ってやっぱり楽しいです。

文化焚き付け・着火剤・固形燃料などを使うと着火がとても楽になります。火吹き棒があると火おこしがしやすいですよね。

薪の種類

薪の種類によっても燃焼性が全然違うんですよね。私はあまり詳しくないのですが、広葉樹の方が燃焼性が高いと言われています。ただ、針葉樹でももちろん焚火はできるので、どのような薪を使うかは状況や予算と相談って感じでしょう。

広葉樹(着火はしづらいが火持ちがいい)

ナラ・クヌギ・サクラ・アカシア・クリ・ケヤキ等

針葉樹(着火はしやすいが火持ちが悪い)

スギ・ヒノキ・アカマツ・カラマツ等

焚火台

B6君・焚火台

直火が出来ない場合は焚火台が必要になります。薪の大きさにもよりますが、大きめの焚火台があればかなり暖かく過ごす事ができます。焚火台の前にリフレクターなどを設置すれば、反射熱によってより暖かく過ごせますが、重くてデカいので、私は使用した事がありません…。

私は小さな焚火でも満足できるので普段はB6君という小さな焚火台を使っています。でも、冬キャンプで暖をとる事を考えたら大きな薪が使える焚火台を持って行くと思います。

ガスバーナー

シングルバーナー

焚火で調理をするのがかっこいいし楽しいのですが、クッカー類に煤がついて面倒くさかったり、雨が降って焚火が出来ない状況も多々あります。そんな時はシングルバーナーやダブルバーナーなどを持っていると便利ですよね。

私は低山登山なんかもするので、登山の途中でお湯を沸かしてコーヒーを作ったり、カップラーメンを作ったりするのも好きなので、シングルバーナーはすごく好きなキャンプ道具の一つです。

▼ 参考記事はこちら

軽くて丈夫!ギガパワー マイクロマックス ウルトラライト GST-120R (56.0g) レビュー

軍手・手袋等

キャンプで使う手袋

クッカーを使って調理していると物によってはクッカーを直接手で触れない程熱くなる場合があります。なので、軍手や耐熱性の高い手袋を用意しておくと良いでしょう。

私は、ナイフを扱ったり薪を割ったりする時に使う『作業用の耐切手袋』と火を扱う時に使う『耐熱性の高い手袋』の2つを持って行っています。

タープ

テントを張る前にタープを張っておけば、雨が降った時の設営・撤収が楽になります。また、前室の無いテントの場合は雨の時にテーブルや椅子がびしょびしょになってしまう場合があるので前室を作る意味でもタープがあった方が快適に過ごせます。ただ、必須というわけではないかな…と思います。

私はDDタープが好きでよく使っています。

▼ タープの記事こちら

DDタープ(4×4)の張り方 まとめ

テーブル・椅子

地べたスタイルの場合はテーブルや椅子が無くてもなんとかなりますが、あるとすごく快適に過ごせます。キャンプを快適に過ごす為に一番重要なのは椅子っていう方もいるぐらいすごく重要なんです。

ただ、私は地べたに座るのが好きなのでちゃんとした椅子は持っていません(汗)そのおかげでキャンプの次の日はちょっとお尻と腰が痛いです…。

クーラーボックス

夏場はハードのクーラーボックスが欲しい所ですが、冬キャンプであればクーラーボックスがなくてもいいような気がします。外に出しておけばキンキンに冷えてくれますからね。

スコップ

使わない事もあるのですが、炭の片づけをする時や穴を掘りたい時にはスコップが必要です。トイレが無くてどうしようもない時は穴を掘って埋める必要があるので、その際にも必要になってきます。

私は使わない事が多いので、小さくて軽くて邪魔にならないスコップを常備しています。

洗顔・歯ブラシ

『絶対必要な物』に入れるかまよったのですが、無くても死にはしない…という意味でこちらに入れておきました。

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